【 VILACO】日独の介護人材不足、ベトナムからのソリューション


ドイツにおける人材育成の可能性

弊社ハンドレッドホールディングスのグループ会社VILACOの取り組みが、海外メディアで注目を集めています。ドイツの介護人材不足に対するベトナム人材の可能性について、現地メディア2社が大きく報じました。

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そのうちのメデイア1社  tuoi tre新聞社の記事をご紹介します

ドイツの職業訓練生は学費免除と月額手当を受給

Vidacta教育グループ(ドイツ)のCEO、ホルガー・グスタフ・カール・コルテ氏は、ドイツが学校での理論学習と企業での実践を組み合わせた「デュアル職業訓練システム」を採用していると説明。

言語の壁は、1月9日午後にバックビエト工科短期大学が主催したベトナムとドイツの人材協力に関する討論会で議論された重要なトピックの一つでした。

広がる機会 Vidacta教育グループのCEOホルガー・グスタフ・カール・コルテ氏は、ドイツが学校での理論学習と企業での実践を組み合わせた「デュアル職業訓練システム」を採用していると説明しました。

そのため、ドイツの職業訓練生は通常、学費が免除され、訓練期間中は毎月手当も支給されます。この制度は留学生にも適用されます。

ホルガー氏によると、ドイツは現在、特に産業・サービス部門で深刻な熟練労働者不足に直面しています。主な原因は急速な人口高齢化と低出生率です。2030年までにドイツの労働力不足は500万人以上に達すると予測されています。

この問題に対処するため、ドイツはベトナムを含むEU域外からの労働者採用政策を拡大しています。ドイツの州政府と連邦政府は、ベトナムの職業学校から学生を採用し、給与を得ながら学習と労働を組み合わせる多くのプロジェクトを実施しています。

「優先的に採用される職種には、IT、電子工学、調理技術、レストラン・ホテル管理、特に看護が含まれます」とホルガー氏は述べています。

ドイツ語の壁 ベト国際人材会社(Vilaco )の取締役会長ルー・ティ・ゴック・トゥイ氏によると、デュアル職業訓練プログラムでドイツに行く候補者は、通常、欧州言語共通参照枠(CEFR)のB1レベル以上のドイツ語能力が必要です。

B1認定は、訓練・実習契約の申請やドイツ大使館でのビザ申請の条件となっています。

トゥイ氏によると、多くの学生がドイツでの職業訓練留学を希望していますが、ドイツ語の学習を躊躇しているとのことです。

ドイツ語についてあまり調べていない段階で、ドイツ語は非常に難しいと思い込んでいる学生もいます。また、ドイツ語の要件を満たせないため途中で諦める学生もいます。

バックビエト工科短期大学のチャン・マイン・タイン学長は、一般的にドイツ語は文法と発音の両面で難しい言語だと指摘します。ベトナムの学生がB1レベルに達するには通常6ヶ月から1年かかりますが、真剣に学習する必要があります。

「しかし、鍵となるのは明確な目標設定と忍耐力です。特に英語を知っている場合、勤勉に十分な時間を費やせば、ドイツ語の学習はそれほど難しくありません」とタイン氏は述べています。

エッセン市看護学校(ドイツ)のヤニック・ユンカー校長は、言語要件を満たしていても、ドイツに到着後も引き続き語学力向上の学習を続ける心構えが必要だと付け加えました。

学生は留学生向けのコミュニティや組織に参加し、学校や企業で聴解・会話の練習をすべきだとしています。

さらに、ドイツ滞在中、ベトナム人学生は規律と専門性を養う必要があると助言しています。学生は学習から仕事まで、あらゆる活動において時間管理と規則の遵守を学ぶ必要があります。

「学習への積極性と挑戦への準備は、教師や採用担当者に好印象を与え、成長の機会を広げることにつながります」とヤニック・ユンカー氏は述べています。】

KAIGO VIETNAMとして日本介護へのますますの注力

記事では、ドイツが直面している介護人材不足の現状と、その解決策としてのベトナム人材の活用について詳しく報じられていました。 実際、日本の介護分野では2025年に約34万人の人材不足が予測される中、日本国はベトナム以外にもインド、インドネシア、ミャンマーなど、様々な国からの人材確保に向けた取り組みを活発化させています。しかし、言語や宗教、文化の違い、また各国独自の社会的構造など、多くの課題が存在しているのが現状です。 

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そうした中、弊社KAIGO VIETNAMは、ホールディングスのベトナムでの介護人材育成の実績を活かし、より一層日本の介護分野への人材送り出しに注力してまいります。 これまでご支援いただいた介護施設の皆様には、改めて深く感謝申し上げます。今後も「質の高い介護人材の育成」という理念のもと、日本の介護分野における人材不足の解消に貢献してまいります。引き続き、ご支援ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

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